【園長だより】初めての縄跳び

幼稚園の子どもたちは縄跳びが大好きです。特に年長さんは数を数えながら何十回も跳んだり、園庭のアスファルトの道を跳びながら走ったりしていて、いつも「すごいな~」と感心していました。(ちなみに、数を上手に数えられる子でも、お友だちが跳ぶのに合わせて数えるのは難しいようです。自分が跳ぶのは数えられるのですが、人のリズムに合わせるのはまだ難しいのですね。)

今日、ブラブラと教室を見まわっていたら、年少さんが初めて縄跳びに挑戦しているのを見つけ、思わず中に入ってしまいました。担任が縄の持ち方、回し方、跳び方と動きを分解して教え、子どもは真剣に取り組んでいます。「回す」と「跳ぶ」はまだ同時にはできませんが、難しい課題に挑戦した子どもからは「楽しかった!」という声が…。 なかには「できない」とちょっと落ち込んでしまう子もいましたが、最後に縄をきれいに巻いて片付けると、元気に外に遊びに出ていきました。これから少しずつ練習し、きっと年中になる頃にはみんな元気に跳べるようになっていることと思います。

                                   園長 杉山幸子