【園長だより】年中さんの造形教室がありました!
5月23日につき組・ほし組合同の造形教室がありました。講師は短大の佐貫巧先生と池田拓馬先生です。今回の造形のテーマは、「色紙をつないでホールに街を作ろう」でした。細く切ったさまざまな色の画用紙が用意されていて、子どもたちは2人1組で画用紙を紙皿に取り、それを好きなようにセロテープでつないでいきます。ホールには大型積み木や平均台が置かれていて、子どもはそれも使って一面に道路や橋、駐車場やトンネルや車を作っていきました。
印象的だったのは、子どもはストーリーを作りながら制作するということです。手を動かすのと話す(考える)のが同時進行で、「ここがこうなって〇〇になる」と場面がどんどん展開していきます。そういう意味では制作もごっこ遊びと同じで、完成がありません。講師の先生によると、だから、幼児には特定の場面を絵に描くのは難しいそうです。子どもの作品を見るときは、そこにどんなストーリーが込められているかを聞くと楽しそうですね。
園長 杉山幸子